インパクト抜群! 叡山電鉄「ひえい」を徹底分析!

インパクト抜群! 叡山電鉄「ひえい」を徹底分析!
  • 2018年3月21日、京都市内北部を走る叡山電鉄に大胆なデザインをした車両がデビューしました。その名は「ひえい」。今、全国の鉄道ファンが「ひえい」に熱い視線を注いでいます。ということで、「ひえい」をチェックするべく、現地視察しました。

    「ひえい」は叡山電鉄の起点駅である出町柳駅と八瀬比叡山口駅を往復します。出町柳駅構内にはこのような「ひえい」のデビューを知らせる看板がありました。

  • これは「ひえい」の時刻表です。なお、この時刻表はホームページでも公開されています。火曜日は運転されないのでご注意ください。

  • しばらくすると、「ひえい」が出町柳駅に到着しました。本当にインパクト抜群! 真正面から撮ると電車というよりはモニュメントのようですね。前面デザインは沿線にある比叡山や鞍馬山が持つ荘厳で神聖な空気感、深淵の歴史、木漏れ日や静寂な大地から伝わる大地のパワーなど、「神秘的な雰囲気」や「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを「楕円」で大胆に表現しています。

  • さて、一見すると「ひえい」は新造車のように見えますが、実は700系を改造したもの。その証拠に製造年を記した銘板には「昭和63年」と書かれていました。

  • これが従来の700系です。とても、この車両から「ひえい」が誕生したとは思えません! 

  • 「ひえい」の車内です。車内も「輪」をイメージしたレイアウトになっています。座席はロングシートですが、シート幅が厚いので、一般のロングシートよりは快適です。

  • 側面の窓も「輪」の形をしています。座席と座席の間に窓が挟まった感じですね。窓はそれほど大きくありませんが、車内は明るいです。

  • ドア横には車椅子スペースがあります。「ひえい」は外観だけでなく、さまざまな乗客に対応した「やさしい」車両でもあります。

  • 「ひえい」は車内の照明がとてもユニークです。細長い蛍光灯ではなく、ホップなお店にあるような丸型のタイプ。そのため、あまり電車に乗っているという感じがしません。

  • ドアももちろん輪。まるで、美術館の入口のようですね。

  • 「ひえい」の運転台もチェックしておきましょう。2ハンドルですが、コンパクトにまとめられています。ところで「ひえい」の運転台は少し中寄りになっているため、「輪」が視界を遮ることはありません。

  • 叡山電鉄ではワンマン運転を実施しています。そのため、料金箱上には車内案内表示器と料金表がありました。有人駅を除き、一番前の扉しか開きません。一番前にある料金箱にお金を入れ降ります。なお、叡山電鉄では交通系ICカードに対応しています。

  • 「ひえい」が走る叡山本線は複線です。八瀬比叡山口駅の近くになるとカーブが多くなります。それ以外はこのような直線が中心。それでも、のんびりとした速度で走るのがいいですね。

  • 出町柳駅からわずか14分で、終着駅の八瀬比叡山口駅に到着しました。八瀬比叡山口駅構内の柱も「ひえい」と同じ色になっています。

  • 側面はこのような感じ。シックな濃い緑色がたまりません。なお、下部のストライプは比叡山の山霧をイメージしています。

  • 側面上にある行先表示器です。なんと英語だけでなく、韓国語や中国語も表示されます。外国語対応ですと、大手私鉄より進んでいるかもしれませんね。

  • これは車両中央にある窓です。これだけ見ると電車の側面には見えませんね。

  • 「HIEI」と書かれたロゴマークもありました。「ひえい」は外国語にも対応。外国人観光客を強く意識していることがわかります。

  • ところで、初めて叡山電鉄を利用した方ですと「KEIHAN」というロゴを見て、首を傾げるかもしれません。叡山電鉄は京阪グループに属しています。そのため、車内には京阪の路線図がありました。

  • 「八瀬駅」と書かれていますが、八瀬比叡山口駅の駅舎なのでご安心を。八瀬比叡山口駅を起点として、琵琶湖方面へも抜けられます。

    というわけで、よい「鉄分」を!

    ライター:新田浩之

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