関西空港アクセス特急 競演乗り比べ①南海電車、ラピート号

関西空港アクセス特急 競演乗り比べ①南海電車、ラピート号
  • 関西の空の玄関口は泉州沖にある関西国際空港です。関西空港には2つの鉄道路線、JRと南海が乗り入れています。JR、南海共に有料の空港アクセス特急を運行。インバウンド客の増加により、人気を博しています。今回は南海の空港アクセス特急「ラピート号」の魅力に迫ります。

低価格がうれしい南海「ラピート号」

  • 南海の空港アクセス特急「ラピート号」は大阪・ミナミの中心地、なんば駅から出発します。「ラピート号」の運転間隔は6時台~22時台までの30分間隔です。「ラピート号」の停車駅はαが新今宮、天下茶屋、泉佐野、りんくうタウン、βは新今宮、天下茶屋、堺、岸和田、泉佐野、りんくうタウンです。新今宮駅でJR大阪環状線・関西本線、天下茶屋駅で地下鉄堺筋線に接続します。なんば~関西空港間の所要時間はαが34分、βが39分です。

  • 「ラピート号」の長所はコストパフォーマンスがいいこと! 「ラピート号」に乗車するには特急券が必要ですが、なんば~関西空港の料金は特急券込みの1,270円です。「ラピート号」に対して、並走するリムジンバスの料金は1,050円です。車内の快適性と所要時間(リムジンバスは約50分)を考えると、「ラピート号」に軍配があがるのではないでしょうか。また、格安航空会社「ピーチ」と組み合わせると、さらに料金が安くなります。

  • なお、「ラピート号」の切符は窓口だけでなく自動販売機でも購入できます。また、ホームには特急券専用の券売機もありました

重厚な鉄仮面「ラピート号」

  • 「ラピート号」といえば、この個性的な顔ではないでしょうか。登場から20年以上が経過していますが、全く見劣りしません。「ラピート号」のデザインは建築家によるもの。また、側面も個性的な丸窓になっています。

  • 「ラピート号」は豪華版「スーパーシート」が2両、普通席の「レギュラーシート」4両の計6両で構成されています。車内は外観とは異なり重厚な印象。座席も背もたれの部分が厚いため、じっくりと腰掛けられます。


  • 空港特急で気になるのは荷物棚ではないでしょうか。座席上にある荷物棚のスペースは広く、ちょっとしたスーツケースなら入れられます。また、荷物棚には蓋があるため、荷物が滑り出ることがありません。車端部にはチェーンロック付き専用棚があります。

    難をいえばテーブルでしょうか。「ラピート号」のテーブルは小さいので、ノートパソコンを使った作業はできません。

途中駅にコンスタントに止まる「ラピート号」

  • 私は11:05分発の「ラピートβ」に乗りました。βなので中間駅の堺、岸和田にも停車します。堺駅、岸和田駅では特急券を持たないまま「ラピート号」に乗るお客さんを見かけました。それでも、お客さんも車掌も手馴れたもの。車内でササッと特急料金を払い、発行された特急券を持って指定された席に座っていました。このように、中間駅から手軽に乗れるのも「ラピート号」の強みかもしれません。

  • 「ラピート号」は泉州地域を快走します。遠くには高い煙突と5号湾岸線の姿を見かけます。近年、南海は積極的に高架化工事を行っています。高架化工事が終わると「ラピート号」からの景色も大きく変化することでしょう。11:42分、JRの特急「はるか号」を間近に見る関西空港のホームに滑り込みました。

機内食が食べられるレストランに立ち寄ろう

  • 関西空港は飛行機に乗るだけでなく「遊べる」スポットでもあります。時間に余裕のある方は、第1ターミナル下から出発するバスに乗って「関空展望ホール」に行きましょう。「関空展望ホール」には機内食が食べられるレストラン「レジェンド オブ コンコルド」があります。

  • 私はさっそく、機内食(ブレイスドビーフ カルボナードソース)を注文しました。雰囲気は機内食そのもの。お肉が本当に柔らかく、飛行機で食べるときよりもおいしく感じられました。

  • 目の前には駐機場に止まる飛行機の姿。飛行機を見ながら機内食を食べると、本当に空の旅をしているような感覚になります。なお、機内食は数量限定なので、機内食を目的とされる方は早めに行きましょう。遅くとも、12:00時前に入店することをおすすめします。

    というわけで、よい「鉄分」を!

    ライター:新田浩之

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