特急にちりん グリーン車レポート JR九州 783系

宮崎と大分を結ぶ、「にちりん」ですが、こちらのグリーン車個性的な構造になっております。

大きな特徴は、乗降扉とデッキを車体中央部に配置し、各車両の客室を前後に分割していること。

これによって1両の中で部屋が2つ出来ることになり、自由席と指定席(以前は喫煙席と禁煙席等)の席数調整を柔軟にできるようにしてあります。

というわけで、グリーン車も1両目の前半分になります。

デッキ部分にも表示があります。そうなんです。1号車A室の1列から4列のみグリーン車になります。

席は2名席と1名席なので合計12席になります。

ただ、それほど圧迫感はないのはやはり2列+1列のなせるワザ。

席自体をハイフロアーにして、景色を見やすくしているところも特徴です。

シート自体はオーソドックスなグリーン車のシート。コンセントはありません。

 

リクライニングもあまり傾斜しません。フットレストは完備。

テーブルですが、背もたれにもテーブルがあるのですが、パソコンをするには席に深く座るとちょっと届かないかもしれません。テーブルスライド機能はありません。

ただ、そのスペースの広さゆえ、肘掛にあるサイドテーブルを引っ張り出しても背もたれのテーブルと重ならないようになっております。

そしてやはりビジネス需要だけでなく観光需要も多い路線なので、このサイドテーブルはこうして座席を回転させて4名掛けで利用した際にとても重宝します。

ちなみに下り宮崎方面に向かう場合は1号車が先頭車になりますので、こういった景色を

1列目であれば楽しむことができます。ただ、2名掛けの席は先頭車両の場合は運転手が着席するので、

もし1名の場合は1番C席をおすすめします。ただしフットレストは三角クッションになります。

この席を確保するとこうして特急列車のすれ違いを楽しむことができますよ。

●おまけ情報:「にちりん」はほぼすべての列車が「大分発博多行きソニック」に同じホームで乗り換えられるように接続が取られております。これはとても助かりますね!

いかがでしたか?参考になれば幸いです。

というわけで、よい「鉄分」を!

その他のグリーン車のレポートはこちら。

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