「天空ノ鉄道物語」体験レポート 六本木ヒルズ 森美術館

現在六本木ヒルズでは特別展「天空ノ鉄道物語」という展示会が開催されております。

こちらは子ども連れファミリーでも大人だけでも「鉄道好き」であればとても楽しめるイベント。

早速紹介していきます。

まずは内周から。

この企画展は「内周」と「外周」があって、「外周」の展示は当日であれば何度でも観ることができますが、

「内周」の展示はは1度だけしか観ることができません。

まずは内周チケットを購入した際にいただいた硬券に、

日付を印字するところからスタートです。

そしてお父さんお母さんもしくはおじいちゃんおばあちゃん世代にはとても懐かしい上野駅の中央改札口を通って中に入る仕掛け。

昔はこうして行き先表示板を手で付け替えてましたよね。

そして大人気だった寝台特急のヘッドマークがお出迎え。「富士」や「さくら」といった有名な列車だけでなく、「あかつき」や「なは」といったブルートレインのヘッドマークもありました。

その奥には東海道新幹線開通時の0系のパネル。連結器カバーだけ本物です。

当時のシートも展示されておりました。

そして国鉄からJRに時代は移ります。

その頃に登場した青函トンネル。今は廃止されましたが昔は降りることもできた吉岡海底駅と龍飛海底駅の駅名版も展示されております。

この辺りの展示はお子様よりパパママ世代が懐かしいのではないでしょうか。

私もカートレインを利用したことがあります。

そして新幹線や、

夜行列車の展示があり、

北海道の列車や、

一世を風靡したカシオペアのヘッドマークもありました。

その奥にはトワイライトエクスプレスの模型も。

こちらは糸魚川の火災のあと、復興支援として作られた車両の実物大模型。

ただし車内の調度品や、

食堂車の食器類は当時使っていたものを譲り受けているそうです。

続いてJR各社の制服。

その横には「グランクラス」のシートが展示されておりました。

●参考:グランクラスレポートはこちら。

そしてその流れから四季島、ななつ星in九州、TWILIGHT EXPRESS 瑞風といった豪華観光列車をパネルで紹介。

さらにその奥にはこれまたパパママ世代が喜びそうな「時刻表」の表紙を一覧展示。

ここは人によって滞在時間がだいぶ変わりそうです。

内周の最後は鉄道の未来について紹介。

私たちが考える未来の鉄道を記入して、

壁にペタペタ貼っていくコーナーがありました。

「外周」は子ども連れが楽しめるコンテンツがたくさん!

そして外周に移ります。

こちらは小さなお子様連れでも楽しめるコンテンツがたくさん。歴史というより現在の列車の紹介がメインになります。

まずは新幹線と一緒に撮影できるスポットがあり、

島英雄氏による段ボールの「巨大一号蒸気機関車」もお出迎え。

その横には現在も全国で活躍しているSLの紹介がありました。

参考:SLの乗車レポートはこちら。

続いて関東圏の大手私鉄の紹介。

各社の代表的な車両と路線図がパネルで展示されておりました。

こうして大手私鉄が一堂に介して紹介されている展示も珍しいですよね。

東武鉄道のリバティといった人気車両の模型も展示されておりました。

さらに子ども連れであればこちらの、鉄道車両ドアインスタレーション。

東京メトロ、小田急電鉄、京王電鉄、京急電鉄、京成電鉄、相模鉄道、西武鉄道、東急電鉄、東武鉄道などの協力を得た

コンテンツで、画面にタッチすると中からいろんなグッズが表示される仕掛け。

子どもたちがずっとここで遊んでおりました。

そして国鉄とJRのロゴマークを抜けると、

大人気のプラレールの展示。

この展示は壮観でした。みなさんこの前で写真をたくさん撮っておりました。

その奥にはこちらも子どもたちに大人気のJR四国のアンパンマン列車。実際にシートに座ることもできます。

細田守監督作品「未来のミライ」に登場する“黒い新幹線”を忠実に再現した「骸骨座席」もありました。

そしてこちらも人気の撮影スポット。各社のロゴや信号が掲示されております。

その奥には東横線CGシミュレーターをはじめ電車でGO等も無料で楽しむことができます。

続いて登場するのは東京メトロ&都営地下鉄のコーナー。

営団地下鉄のロゴがお出迎え。

懐かしい自動券売機や、

都営地下鉄も含めた路線サインも掲示されております。

そして、ガチャガチャを使って、淹れたてのコーヒー「GACHA GACHA COFFEE」と東京メトロ&東京都交通局がコラボレーションしたコーナーもありました。

イベント列車時のヘッドマークも多数展示。やはり六本木駅が最寄りだと都営地下鉄や東京メトロは力が入りますね。

お土産やお食事処も充実!

最後はもちろんお土産を買って帰りましょう。

会場限定のお土産もたくさんありますが、

駅弁も販売しております。

ただ、駅弁はあくまでもお持ち帰り用。

こちらの会場内では食べることができないため、この景色をみながら食べるのであれば、

Cafe THE SUNで、うどんや、

お蕎麦を楽しむことができますよ。

懐かしいお茶セットも付いてきます。

ちなみに大人にはもちろんビールの提供もありますよ。

いかがでしたか。

ぜひみなさまもこの週末には六本木ヒルズに出かけてみませんか。

参考になれば幸いです。

というわけで、よい「鉄分」を!

その他の博物館レポートはこちら。

特別展 天空ノ鉄道物語

・会期 2019123日(火)~2020322日(日)

・会場 森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー

  (六本木ヒルズ森タワー52階)

・開館時間 10002000(但し、火曜日は17時まで)

  ※入館は閉館の45分前まで

  ※夜の演出は、“日没”以降の実施となります。

・入場料:大人2,500円 高校生・大学生1,500円 4歳~小学生1,000

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