先日の土曜日に
スカイライナー謎解きミステリーツアーなるものが開催されるということで、さっそく参加してきました。
その模様をレポートいたします。
子どもにも大人気のスカイライナー!

集合場所は京成上野駅。

9時09発の団体専用列車が今回のスカイライナーであります。
参加していた客層としては家族連れが半分、残りがカップルと一人参加という感じ。

8時52分に入線してからはしばらくスカイライナーの2ショットを楽しむことが出来ました。

そして今回乗車するスカイライナーは成田スカイアクセス線開業10周年のラッピング車両。

横にも10周年のロゴがあしらわれております。

もちろんこの時期なので乗車前の検温、消毒は徹底されており、

座席もソーシャルディスタンスで2名席に1名ずつという配慮がありました。

さっそく車内に入ります。
まずは各シートに軽食セット。スカイライナーの箱の中には、

ケーキ類がこんなに!

そしてお茶が1人1本付いてきておりました。

そして出発後10分ほどして袋が配られるのですが、

この中には京成パンダクーポンやシール、

そして今回の謎解きツアーの問題と解答用紙が同梱されておりました。

ですが、ここからちょっと雲行きが怪しくなってきたのです。
ちょっと???だった運営のポイント
京成電鉄はこういったツアーに長けているイメージだったのですが、ちょっと今回は???と思わざるを得ないポイントがちらほら。
●もやもやポイント1:お菓子がこんなにあっても。。
先ほど書きましたが、スカイライナーの中にはコンビニのケーキが6個。

京成の駅構内の売店でファミマと提携しているとはいえ、1日にお菓子をこんなに食べる人がどれだけいるのでしょうか。ましてや家族3名だと18個。
もう少し工夫があればよいなあと思いました。
●もやもやポイント2:ミステリーツアーじゃないの??
今回は謎解きミステリーツアーとして、チラシにも
「どこを通るのかな?行路は当日のお楽しみ!」
と書かれており、車内アナウンスでも、
「行先を推理しつつ楽しんでくださいね」
とあったにもかかわらず、謎解きシートと一緒に入っていた資料がこちらのダイヤグラム。
これを見ると
9:09に京成上野駅を発車して、10:01に成田空港駅に到着して、10:14に折り返し発車して、11:07に船橋競馬場に到着というダイヤが丸わかりですよね。
まあ、京成線であれば時間的にその路線でしか運用できないことは容易に想像できますが、
先に運航スケジュールが書いたダイヤをいただいてしまうのもどうなのかなあと感じました。

●もやもやポイント3:クイズが解けないのですけど。
そして一番のメインコンテンツ、「謎解き」ですが、配られた後に何時までに回答するとか、優秀者は最後の回答だけでなく各問題の正当数ですとか、そういった説明がないままでありました。
なので、問題を解いていたら成田空港に着く直前に、
「まもなく解答用紙を回収します」
と言われびっくり。
そして何より致命的な欠陥があって、解く順番によっては正解を導くことができないということも。
今回は糾弾することが目的ではありませんので具体的な指摘は差し控えますが、
こういった謎解きをするのであればダブルチェックはした方がよいのではと思ったり。

そして解けない問題もあったのですが、正解を教えてくれるわけでもなくもやもやしたまま下車をして終わりました。
次回は改善してほしいなあと思いましが、
こういったトラブルも含めてイベントを楽しむ心も参加者として大切だなあと感じました。

スタッフの皆さんのホスピタリティは素晴らしいの一言
今回は子どもはスカイライナーにスカイライナーのプラレールを持ち込んで、

160kmで疾走する車内で楽しんでましたし、この時期にスカイライナーに乗車する機会はなかなか無いので良かったなあと。

京成バラ園のバラの香りを楽しめるように車内にかけられていたり、

レジャーシートや記念証明書をいただいたりと、おもてなしをいただきました。

そして車内ではスタッフの方が、うちの子どもにも話しかけてくれたりと、
楽しんでもらおう!
という関係者の皆さんの思いが伝わった、
あたたかいイベントでありました。
企画から当日の運営まで携わった皆様に感謝申し上げます。
また次回も参加できればと思います。
というわけで、よい「鉄分」を!




