福山駅で列車を待っていると、目を引く深いワインレッドの車両が入線してきました。
行先表示は「総社」。それが、井原鉄道の観光列車「夢やすらぎ号」でした。
夢やすらぎ号とは?
夢やすらぎ号は、井原鉄道の主力車両 IRT355形 をベースにした
観光・地域PR向けの特別仕様車両です。
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路線:井原線
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区間:神辺駅 〜 総社駅
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動力:ディーゼル(非電化路線)
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ワンマン運転対応
名前の通り、「ゆったり・落ち着いた時間」をコンセプトにした列車です。
外観:ローカル線とは思えない上品さ
最大の特徴は、この深みのある赤(ワインレッド系)の塗装。
一般的な通勤型気動車とはまったく違い、どこか高原リゾート列車のような雰囲気があります。
正面には“YUME-YASURAGI”のロゴが入り、特別感もしっかり。
車内:本当に「やすらぐ」空間
車内に入ると印象が一変します。
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木目調を活かした落ち着いた内装
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派手すぎない照明
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窓からのどかな備中・井原エリアの風景
観光列車といっても、いわゆる「豪華列車」ではなく、日常の延長にある、静かな贅沢という感じです。水戸岡鋭治氏のデザインの真骨頂ですね。
今回はクリスマス前に乗車してきたので井原鉄道恒例のクリスマス演出がありました。
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車内に クリスマスリース・オーナメント
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窓まわりや座席付近の 季節装飾
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手作り感のあるデコレーション
といった、期間限定の演出を行います。
こういった取り組みは応援したいですよね。
皆さんも「夢やすらぎ号」に乗ってみてくださいね。
運行情報は伊原鉄道の公式サイトでご確認ください。
というわけで、よい「鉄分」を!










