関西の私鉄・阪急電鉄で運行されている「SDGsトレイン」をご存じでしょうか。
一見すると、かわいらしいイラストが描かれたラッピング列車。しかしその中身は、ただのデザイン列車ではありません。
持続可能な社会の実現を目指す「SDGs(持続可能な開発目標)」を、鉄道という日常の移動手段から発信する特別な取り組みなのです。
■ 2019年から続く社会貢献プロジェクト
阪急・阪神グループが展開する「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」は、2019年5月に運行を開始。
沿線の利用者に向けて、SDGsの認知拡大と行動のきっかけづくりを目的としています。
現在は東急グループとも連携し、東西の鉄道会社が共同でSDGsを発信する取り組みへと広がっています。
■ 車体デザインは“未来のまち”そのもの
実際にホームで見かけると、そのインパクトは抜群。
今回撮影された車両でも見られるように、
・子どもたち
・自然
・都市
・宇宙や未来の乗り物
などがカラフルに描かれており、「持続可能な未来社会」をビジュアルで表現しています。
2024年にはデザインがリニューアルされ、
“人々が前向きに行動し、より良い未来へつながる世界”がテーマとなっています。
■ 実は“環境性能”も本気
見た目だけでなく、中身も本格派。
このSDGsトレインは
・省エネ性能の高い車両を使用
・走行電力は実質100%再生可能エネルギー
という、鉄道としても先進的な取り組みが行われています。
単なるPRではなく、「実際に環境負荷を減らして走る電車」という点も大きなポイントです。
■ 車内にもSDGsの仕掛けが満載
乗車してみると、さらに面白いのが車内。
・つり革やステッカーにSDGsの解説
・17の目標(ゴール)がわかる表示
・企業や自治体の取り組み紹介ポスター
など、“移動しながら学べる空間”になっています。
まさに「走るSDGs展示」といえる存在です。
■ “たまたま乗る”から“意識する”へ
普段何気なく利用している電車。
しかし、このSDGsトレインに出会うと
「社会課題」「環境」「未来」について、ほんの少し考えるきっかけになります。
鉄道というインフラが持つ影響力の大きさを、改めて実感させてくれる存在です。
■ まとめ:鉄道×SDGsの最前線
✔ 見て楽しいラッピング
✔ 学べる車内空間
✔ 本格的な環境配慮
という3つの要素を兼ね備えた、次世代型の鉄道プロジェクトです。
関西エリアで見かけた際は、ぜひ注目してみてください。
“いつもの移動”が、少しだけ特別な時間に変わるはずです。
というわけで、よい「鉄分」を!








