京成本線の鬼越駅を利用した際、ホームで思わず足を止めたくなるものを見つけました。
ホームの柵を彩っている、カラフルなアート作品です。
大きく描かれているのは、
「Welcome おにごえ」
の文字。
さらに、鬼をモチーフにしたキャラクターや電車、たくさんの手形など、鬼越らしさが詰まった作品が並んでいます。
実はこれ、地域の子どもたちと一緒に作られたアート作品でした。
鬼越駅のホームに並ぶカラフルなアート
鬼越駅は京成本線の駅。
ホームと別に設置されたトイレを利用する際にある、線路沿いの柵に複数の大きなアート作品が設置されています。
なかでも目を引くのが「Welcome おにごえ」と描かれた作品。
赤と青の鬼が両側に描かれ、中央には大きな「Welcome」の文字。その周囲には星や音符、そしてさまざまな色が重なっています。
駅名の「鬼越」にちなんだ「鬼」を前面に出しているのが印象的です。
「手と手でつながるまち 鬼越」
隣には雰囲気の異なる作品もありました。
オレンジ色の背景いっぱいにたくさんの手形が押され、
「手と手でつながるまち 鬼越」
と書かれています。
大人のものと思われる大きな手形から、小さな子どもの手形まで、サイズもさまざま。
単に駅を装飾するだけではなく、「地域の人たちが一緒になって作った」ということが伝わってくる作品です。
地域の子どもたちと一緒に制作
ホームには、このアートがどのように作られたのかを紹介する説明も掲示されています。
そこには、
「地域の子どもたちと作ったアート」
とありました。
説明によると、このアートはミカサギ合同会社が企画し、鬼越近隣地域の活性化を目的として考案したもの。
「鬼まち実行委員」が主催する、鬼越・神明寺で開催された「鬼まち寺子屋ラボ」で、地域の子どもたちとアートを楽しむワークショップとして制作されたそうです。
当日は似顔絵師のMIKUさんを講師として招き、大きなキャンバスを設置。
子どもたちが手や筆を使って、思い思いに描いていったことも紹介されています。
電車が描かれた作品も!
鉄道ブログとして特に気になったのが、もう一つの作品です。
黄色をベースにした作品の下部には、かわいらしいキャラクターを乗せた電車が描かれています。
線路の両側には、
「八幡」
「京成中山」
の文字も。
鬼越駅のお隣に位置する駅を描き、鬼越がその間にあることを表現しているようにも見えます。
子どもたちの作品と鉄道が一つになった、まさに「駅にあるアート」ならではのデザインです。
「鬼越」という駅名を生かしたアート
作品を見ていて面白いのは、やはり「鬼越」という特徴的な駅名を存分に生かしているところ。
「Welcome おにごえ」には鬼のキャラクター。
「手と手でつながるまち 鬼越」にも、赤鬼と、目玉の付いたユニークなキャラクターが描かれています。
駅名そのものが地域の個性になっているのが面白いですね。
京成3000形と一緒に見るのも面白い
そして駅の外から見ると、また違った鬼越駅の姿があります。
今回訪れた際には、京成3000形が上下線に並ぶ場面も見ることができました。
写真では3009編成と3023編成が並んでいます。
大きな駅ではありませんが、すぐ横の道路からホームや列車との距離の近さを感じられるのも鬼越駅の特徴的な風景です。
駅構内では地域の子どもたちによるアート、そして線路には日常的に行き交う京成電車。
鉄道と地域との距離の近さを感じる駅でした。
駅が地域の作品展示スペースに
普段、駅のホームでは電車や発車案内に目が行きがちです。
しかし鬼越駅では、少し視線を変えると、地域の子どもたちが参加して作った大きなアート作品が迎えてくれます。
特に、
「Welcome おにごえ」
という言葉は、駅を利用して鬼越を訪れる人へのメッセージにも見えます。
駅は列車に乗り降りするだけの場所ではなく、地域と鉄道をつなぐ場所でもあります。
子どもたちが作った作品が日常的に多くの利用者の目に触れる「駅」という場所に飾られているのも、このアートの魅力ではないでしょうか。
鬼越駅を利用する機会があれば、電車だけでなくホームに並ぶカラフルな作品にも注目してみてください。
という訳で、よい「鉄分」を!












