足湯新幹線「とれいゆつばさ」を楽しむための9つのポイント

前回、

足湯を楽しめる新幹線「とれいゆつばさ」 車内レポート

をお送りいたしましたが、今回は「とれいゆつばさ」を楽しむためのポイントをお届けします。

ポイント1:通常の指定席特急料金と同額で利用可能

「とれいゆつばさ」は全車指定席。自由席はありません。ですので事前に指定席特急券を購入する必要があるのですが、通常の山形新幹線「つばさ」と同額で利用可能。

さらに、「とれいゆつばさ」に乗車した同日に福島駅から東京駅まで東北新幹線を利用する場合は

・新庄→福島と福島→東京

を別々に買わずに

・新庄→東京

と「通し」で買うことが可能です。

これにより通常の新庄から東京までと同じ料金で「とれいゆつばさ」を楽しむことができ、さらに福島駅では途中下車して周辺観光も可能です。

「とれいゆつばさ」を利用する場合は福島から乗り継ぐ新幹線を決めてから「一緒に」購入するようにしましょう。

ポイント2:足湯券は当日でも買える場合がある。おすすめは新庄駅乗車。

さて、せっかく「とれいゆつばさ」に乗るのであれば「足湯」を体験したいもの。

足湯を利用するには「足湯券」を購入する必要があります。当日利用で、1名様380円ですが、

「びゅう旅行商品」以外は事前に足湯券を購入することができません。

ちなみに、「びゅう」の旅行商品を利用して乗車する人は14号車と決まっています。

つまり、それ以外の方は全員当日車内でしか購入することが出来ません。

また、全員が新庄駅から乗車するわけではなく、山形駅等の途中駅で乗車するお客様もいらっしゃいます。

「足湯券」の当日販売は早い者勝ちなので、基本的には新庄から乗車したほうが当日券を入手できる可能性が高くなります。

もちろん当日の状況によっては「足湯券」の当日券がない場合もありますので念のため。

ポイント3:足湯券を入手するためには新庄駅乗車時に15号車から乗車しよう

当日の足湯券は先着順と書きましたが、ではどこで入手できるかというと、15号車のバーカウンターで申し込みになります。

全車指定席ですので、席をあわてて確保する必要はありません。まずは15号車のバーカウンターに直行して足湯券を入手しましょう。その際にかならず「指定席券」の提示を求められますので、忘れずにもっていきましょう。

ポイント4:足湯の人気時間帯は新庄始発直後と、山間の絶景ポイント

さて、足湯券を購入できることになった場合、こうしてご案内書と利用券が渡されます。

時間は15分単位なのですが、一番人気はなんといっても新庄駅出発の「一番風呂」ですね。

何故かというと、「ちょっと長い間」利用できるから。

利用券には15:00-15:15の利用と書いてありますが、前のお客様がいないので、出発前から少し早めに案内いただけます。なのでゆったり利用することが可能なんですね。

次にオススメする時間帯は米沢駅をすぎたあたりの葡萄畑が一面に広がる16:37前後。こちらも「新幹線に乗りながら足湯を堪能して景色を眺める」という非日常を味わうことが出来るということで人気です。途中駅から乗車する方でしたらこちらがオススメですね。

ポイント5:足湯はタオルが無くても楽しめる。

足湯券を買うとタオルと袋がついてきます。

なので、替えの靴下があればすっきりして新しい靴下に履き替えて、残りの旅程を楽しむことが出来ますね。

また、ストッキング等をはいている場合は更衣室もありますので、こちらを利用することもお勧めします。

ポイント6:「とれいゆつばさ」オリジナルグッズを手に入れよう

「とれいゆつばさ」にはバーカウンターがあるのですが、

オリジナルグッズも売っております。

今回は子どもと一緒に利用したので、「とれいゆつばさ」の鉄下を購入しました。これも限定商品。また、足湯を上がった後に履き替える靴下としても重宝します。

ポイント7:日本酒もお弁当も楽しもう!

「とれいゆつばさ」には15号車のバーカウンターの横に、湯上りラウンジがあります。こちらは足湯を利用しないお客様でも利用可能。

そして飲み物も充実。日本酒は1杯300円前後で飲むことが可能。

ワインもあります。

そしておつまみを購入して、

ビール、日本酒、玉こんにゃく、だだちゃ豆スナックで宴の始まり。

食事をしたい方はお弁当もあります。お弁当は米沢駅で積み込みますので、それまでにバーカウンターで予約しておくことがベター。赤湯駅付近(15分前)くらいまでにバーカウンターで予約しておきましょう。

今回はつばさ限定のすきやき弁当と、

大人気の「どまん中」シリーズの中から焼肉どまん中をいただきました。

もちろん席に持ち帰っての食事も可能ですが、こうして畳敷きで一杯出来る新幹線というのも「とれいゆつばさ」ならではですね。

もし混んでいる場合は席に持ち帰って食べるなど、お互いに譲り合って楽しみましょう。

ポイント8:気ままな一人旅であれば11号車の普通ではない「普通車」がおすすめ。

12号車から14号車はこうして大きなテーブルが中央にあるお座敷指定席ですが、

11号車だけは普通車指定席とだけ表示されております。

ただ、この普通車指定席が普通じゃないんです。もともと「とれいゆつばさ」に改装する前はグリーン車だった車両なので、シートはグリーン車と同じシートなんです。

なのでフットレストもちゃんとありますし、

リクライニングもこんなにゆったり出来ますよ。

もちろんグリーン車料金は必要なく、通常の指定席特急料金で利用することができます。カップルや一人旅で静かにくつろぎたい場合はこちらの車両もオススメです。

ポイント9:福島駅で東北新幹線に乗り換えるは時間に余裕を持って

百聞は一見にしかず。

「とれいゆつばさ」は福島駅の「在来線」ホームに到着します。下記の写真の右手に見えているのが新幹線ホームですね。

なのでこうして階段やエスカレーター等でコンコースに上がって、

この先の新幹線改札口まで歩いて新幹線に乗り換えることになります。

小さなお子さま連れだとちょっと時間に余裕を持って乗り換える新幹線をチョイスしすることをオススメします。

いかがでしたか。

これから「とれいゆつばさ」に乗ることを検討している方の参考になれば幸いです。

というわけで、よい「鉄分」を!

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