【音が変わる踏切】京成線の倍速音踏切のパターンを調べてみた

京成中山駅踏切を回送通過

京成電鉄は全国で唯一、

「踏切の音が変わる」

システムを採用している鉄道会社になります。

今回はそのパターンを徹底解説いたします。

まずは通常パターン。

上下線どちらか1本しか通過しない場合は他社とおなじ「カーンカーン」という警告音の身になります。

 

ですが、上下線往復が通過すると、どちらか一方が通過した後は、もう一方から通過電車が来ますよ!というアラートをしっかりするために、「カンカンカン」という倍速音になるんです。

実際に動画でも収録してきました。百聞は一見に如かずですので、動画を見た方がわかりやすいかもしれません。

今回は京成中山駅前の踏切にて撮影。

ここは隣駅が東中山駅という待避線がある駅のため、上り線は特急等が通過した後に各駅停車、下り線は各駅停車が発車した後にすぐ特急列車が発車するので、往復の通過が重複する傾向にあり、回送等も絡むと1回の遮断で5本もの通過待ちをする場合があります。

特に回送電車の場合は遮断時間が長くなる傾向にあり、各駅停車が通ったあとでも、そのまま踏切が上がらないことがあります。

実は片側が続けて通過する場合は、踏切音は変化しません。あくまでも逆方向が来た場合に変化するようになっています。

 

また、上下上下とくる場合は通常音→倍速音→通常音→倍速音と変化します。

上記を動画にまとめましたので、ご覧くださいませ。

ともかく、安全に配慮した結果ということが京成電鉄の姿勢なのですね。

皆さんも踏切待ちでイライラしそうな場合は上記のパターンのどれにあたるかチェックしてみてはいかがでしょうか。

参考になれば幸いです。

というわけで、よい「鉄分」を!

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