青森県のローカル私鉄・弘南鉄道大鰐線は、2028年3月31日の運行をもって休止となることが発表されています。長年地域の足として親しまれてきた路線だけに、鉄道ファンのみならず、多くの人がその行く末を見守っています。
今回、そんな大鰐線の起点となる「大鰐駅」を訪れてきました。
JRと弘南鉄道が並ぶ、大鰐温泉の玄関口
大鰐駅はJR奥羽本線と弘南鉄道大鰐線が接続する駅です。
駅前には「駅前足湯」が設けられており、列車の待ち時間に気軽に温泉気分を味わえるのが魅力。屋根付きの木造施設は風情たっぷりで、旅情を感じさせてくれます。
駅舎のすぐ隣には「鰐come(ワニカム)」もあり、温泉地の玄関口らしい落ち着いた雰囲気が広がっていました。
時が止まったような弘南鉄道の駅舎
続いて弘南鉄道側の駅舎へ向かうと、そこにはどこか懐かしい光景が広がっていました。
待合室には長年使われてきたベンチが並び、掲示板や時刻表も昔ながらの雰囲気。改札口には「改札中です」と書かれた案内板が残され、昭和の地方私鉄そのものといった趣があります。
今だからこそ訪れたい大鰐駅
弘南鉄道は2028年4月1日から大鰐線を運行休止とする方針を公表しており、今後もさまざまな利用促進策を展開していくとしています。
大鰐駅は、Suicaエリアの境界という鉄道的な見どころに加え、温泉地の玄関口、そして昭和の地方私鉄の空気を色濃く残す貴重な駅でした。
廃止が正式に決まった今、全国から多くの鉄道ファンが訪れることが予想されます。
まだ時間はありますが、この風景が日常であるうちに、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
という訳で、よい「鉄分」を!









