函館から長万部まで函館本線砂原支線(砂原経由)の旅 キハ40 JR北海道

以前に新千歳から南千歳まで大回りの旅をお届けしましたが、

【大回りの旅番外編】新千歳空港から南千歳まで6,940円の旅

今回は函館から長万部を目指してみたいと思います。

通常ですと特急北斗で90分で到着ですが、今回はすべて普通列車でトライしてみようと思います。

今回乗車した列車は、長万部行普通列車。それも本線ではなく砂原支線を回るルートになります。つまり大沼公園は通らない遠回りルートですね。上の路線図を見てもわかる通り、「砂原」という駅名はないので、「砂原経由」と書かれても地元の人以外はすぐにわかりづらいですが、かつては特急・急行列車は本線の急勾配を避けるため、上りが砂原支線(大沼駅 – 渡島砂原駅 – 森駅間)・下りが本線(こちらが勾配を下る形となる)と分けて運転されていたそうです。

しかし現在は車両性能が向上したことや、観光地である大沼公園があることから、特急列車のルートは次第に上下問わず本線経由に移行し、すでに普通列車と貨物列車しか運行をしていないのですが、貨物列車は上りが砂原支線・下りが本線を通るので、貨物列車のすれ違いを楽しむには函館発の下り普通列車を利用することをおすすめします。

車両はキハ40の1両編成。

「かぶりつき」も楽しめます。

車内には私以外に先客が1名。

扇風機はすでに撤去されておりますが、ボタンは健在。

出発してほどなく仁山に到着。

この先は晴れていると大沼がきれいに見えるのですが、あいにくの天気のため白一色。

そしていよいよ大沼駅から砂原支線へ。「北斗」に乗るとここからの路線は楽しむことが出来ません。

まずは銚子口駅で、

普通列車同士の行き違いのため停車。

駅のホームでは雪かきをしている方もいらっしゃいました。

こういった人達にローカル線は支えられていますよね。

ほどなくして上りのキハ40が到着。

続いて鹿部駅。ここでも貨物列車の通過待ちのため長時間停車。

ローカル線ながら2駅続けて普通列車の後に貨物列車の退避というぜいたくな時間を味わうことが出来ます。

今回は貨物列車が少々遅れているとのことで、車両から出て駅を散策。

運行本数はこのような感じ。私は15時台の下り列車に乗っているので、万が一乗り遅れると次はこの吹雪の中で3時間も待たなければなりません。

駅の外には路線バスも連絡していました。

待合室もちゃんとあります。ベンチに座布団があったり、地元に愛されている駅というのがわかります。

ほどなくして貨物列車が雪煙をあげて通過。

いつみても長大編成の貨物列車は大迫力ですね。

そしてその先は渡島沼尻駅、

東森駅と吹雪の中を走って、

森駅で函館本線に合流します。

石谷駅あたりでは日も暮れて、

本石倉、

山越と終点まで力走を続けます。

特急停車駅の八雲に到着。駅のホームはきれいに除雪されていました。利用者にとってはありがたい限りですね。

八雲を数分遅れで発車して、

無事に長万部駅に到着。

長万部駅のレポートはまた次回にお届けします。

今はJR北海道も厳しい状況ですが、自粛明けにはまた乗りに行きたい路線ですね。

参考になれば幸いです。

というわけで、よい「鉄分」を!

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