2026年8月8日。
西暦で書けばそれほど目立ちませんが、和暦では「令和8年8月8日」となります。
年・月・日がすべて「8」。
そんな鉄道ファンならちょっと気になる「8」づくしの日に合わせ、京成電鉄が発売したのが「令和8年8月8日記念乗車券」です。
発売初日の8月8日、京成八幡駅で実際に購入してきました。
表紙には「REIWA 888」と「8888」
まず面白いのが記念台紙の表紙です。
上部には「REIWA 888」、そしてその横には大きく「8888」。
中央には「令和8年8月8日 記念乗車券」と大きく記され、その下には8800形をモチーフにしたデザインが描かれています。
今回の企画は、日付だけを「888」にした記念切符ではありません。
中を開くと、京成電鉄ならではの「8」が次々と出てきます。
KS08「お花茶屋」からKS88「松戸」まで
まず注目したいのが乗車区間。
セットになっている硬券は、
お花茶屋駅 → 松戸駅 620円
松戸駅 → お花茶屋駅 620円
の2枚です。
なぜこの2駅なのか。
お花茶屋駅の駅ナンバリングはKS08。
一方、2025年4月に京成電鉄松戸線となった松戸駅はKS88です。
つまり、「08」から「88」へ、そして「88」から「08」へという、「8」にこだわった区間設定になっています。
しかも硬券の日付は「8.-8.-8.」。
ここまで徹底されると、使って乗車するか、そのまま保存するか迷います。
「8888号車」がステッカーになって復活
そして今回のセットで個人的に特に目を引いたのが、「8888」復刻車号ステッカーです。
台紙を開くと8800形の歴代の姿が並び、その中央には車体に取り付けられていた車号を思わせる「8888」のステッカーが収められています。
「8888編成」は1990年に8両編成でデビューしました。
その後の6両編成化に伴い、2013年からは8814編成として活躍しています。つまり「8888」という車号そのものは過去のものとなっていますが、それを今回の「令和8年8月8日」に合わせて復刻したわけです。
日付だけでなく、京成の車両史まで「8」でつなげてくるところが、この記念乗車券のおもしろさでしょう。
台紙では8800形の歴史も楽しめる
記念台紙には「TYPE 8800」の文字とともに、さまざまな時代・カラーの8800形が掲載されています。
8800形は1986年に登場。
京成電鉄の説明では、当時としては最大級のGTOサイリスタ素子によるVVVFインバータ制御を本格採用した車両です。
現在では当たり前となったVVVFインバータ制御ですが、登場当時の8800形は技術面でも注目すべき存在でした。
記念切符をきっかけに8800形の歩みを振り返れる構成になっているのも、鉄道ファンにはうれしいところです。
発売価格は1,240円、8月31日まで
「令和8年8月8日記念乗車券」の発売価格は1部1,240円。
内容は、
- A4二つ折りの記念台紙
- A型硬券2枚
- 「8888」復刻車号ステッカー
のセットです。
発売期間は2026年8月8日から8月31日まで。ただし数量限定で、売り切れ次第終了します。
発売駅は京成上野、日暮里、押上、青砥、京成高砂など京成線主要25駅。千葉県内では、今回購入した京成八幡駅のほか、市川真間駅、京成船橋駅、京成津田沼駅、松戸駅などでも販売されています。
京成八幡駅で「888」を手に入れた
今回は京成八幡駅で購入しました。
京成八幡駅は、市川市内を走る京成本線の主要駅のひとつ。ホームの発車案内には上野方面と成田空港方面へ向かう列車が次々と表示され、普段通りの京成線の風景が広がっていました。
そんな日常の駅で手にした「令和8年8月8日記念乗車券」。
令和8年8月8日=888。
KS08=お花茶屋。
KS88=松戸。
8800形。
そして8888号車。
ここまで「8」を集められるのは、京成電鉄ならではかもしれません。
次に和暦の年・月・日が同じ数字で揃うのは令和9年9月9日。
果たしてそのときはどんな記念切符が登場するのでしょうか。
まずは今回の「888」。令和8年8月8日という一日を鉄道の記録として残せる、なかなか楽しい記念乗車券でした。
というわけで、よい「鉄分」を!









