【ロマンスカーミュージアム②】新宿から箱根までを再現!巨大ジオラマで小田急線の旅を楽しむ

ロマンスカーミュージアム6

前回は、ロマンスカーミュージアムに展示されている歴代ロマンスカーを中心に紹介しました。

【ロマンスカーミュージアム①】歴代ロマンスカーがずらり!SE・NSE・LSEからVSEまで実車を間近で見学

今回はその続編です。

2階にある「ジオラマパーク」を中心に見ていきます。

ロマンスカーミュージアムというと、SEやNSE、LSE、HiSE、RSE、VSEといった実物車両にまず目が向きますが、ジオラマパークも鉄道ファンならじっくり見ておきたいエリアです。

新宿から小田原・箱根までを巨大ジオラマで再現

ジオラマパークに入ると、目の前に大きな鉄道ジオラマが広がります。

ロマンスカーミュージアム6

再現されているのは、新宿から小田原・箱根までの小田急線沿線。

都市部から郊外、そして山へと変化していく沿線風景の中を、歴代のロマンスカーや通勤車両が走っています。

一か所から全体を眺めるだけでなく、ジオラマに沿って歩いていくと、次々と景色が変わっていくのが面白いところです。

新宿の高層ビル群から小田急線の旅がスタート

まず目を引くのが新宿エリアです。

東京都庁をはじめ、西新宿をイメージさせる高層ビルが立ち並び、その間を鉄道模型が走っていきます。

ロマンスカーミュージアム7

建物だけでなく、道路や自動車なども配置されており、かなり細かく作り込まれています。

上から眺めると、巨大な新宿の街をそのまま小さくしたようです。

ここから小田急線をたどるようにジオラマを見ていくと、都会から次第に沿線風景が変化していきます。

街の中を走るロマンスカーを探すのも楽しい

ジオラマの中では、さまざまな車両が走っています。

現在活躍している車両だけではなく、すでに引退したロマンスカーなども登場するため、現実の小田急線では実現しない車両同士の共演を楽しめるのも模型ならでは。

ロマンスカーミュージアム5

走っている車両を追いかけていると、いつの間にかジオラマの周囲を何周もしてしまいそうです。

線路だけを見るのではなく、その周囲の建物や道路、人などにも注目すると、さらに細かな発見があります。

小田原へ到着!

ジオラマをさらに進んでいくと、小田原エリアが現れます。

大きな駅舎や複数のホーム、周辺の建物などが再現されており、都市部とはまた違った雰囲気です。

ロマンスカーミュージアム9

新宿から順番に沿線を見てきただけに、小田原まで来ると実際にロマンスカーで旅をしてきたような感覚になります。

そして小田原から先はいよいよ箱根方面です。

箱根湯本の風景もしっかり再現

箱根湯本周辺では、駅だけでなく川や橋、周囲を囲む山々まで再現されています。

新宿の高層ビル群とはまったく異なる景色です。

ロマンスカーミュージアム8

ひとつの巨大ジオラマの中で、都会から山あいの観光地まで景色が大きく変化していくところは、小田急線ならでは。

ロマンスカーが長年結んできた「新宿から箱根へ」という旅を、上空から一度に眺めているようです。

ジオラマを上から眺めるのも面白い

ジオラマパークには、全体を見渡せる「ジオラマビューテラス」も設けられています。

線路の近くから模型を見るのとは違い、高い位置から眺めると、線路が街や山の中をどのようにつないでいるのかがよく分かります。

ロマンスカーミュージアム30

近くから車両を追いかけたり、少し離れて沿線全体を眺めたり。

見る位置によって楽しみ方が変わるのも、この巨大ジオラマの魅力です。

約9分間のジオラマショー「時間と距離のロマンス」

通常のジオラマ展示に加えて、「時間と距離のロマンス」と題したジオラマショーも実施されています。

新宿から小田原・箱根へ走るロマンスカーを、プロジェクションマッピングとオリジナルソングで演出する約9分間のプログラムです。

ジオラマの建物や列車を見るだけでなく、光や映像を組み合わせて小田急線の旅を表現するというもの。

開催時刻が決まっているので、訪れた際は館内の案内を確認しておくとよさそうです。

100円でジオラマの車両を運転できる!

そして、見るだけではなく自分で模型車両を動かせる「ジオラマ運転体験」もあります。

今回、実際に操作してみました。

料金は1回100円で、運転時間は3分間。

ロマンスカーミュージアム10

操作台にはマスコンとブレーキがあり、ジオラマ内を走るロマンスカーや江ノ電を自分で運転できます。

今回利用した操作台には「小田原エリア」と表示されていました。

模型とはいえ、マスコンを動かして加速し、ブレーキを操作して列車を止めるという鉄道運転の基本的な操作を楽しめます。

3分間なのであっという間ですが、100円で気軽に挑戦できるのもうれしいところです。

細部まで見ているとなかなか先へ進めない!

巨大ジオラマというと、どうしても走っている鉄道模型に目が行きます。

ところがロマンスカーミュージアムのジオラマは、街並みや道路、駅、建物などもかなり細かく作られているため、近づいて見ているといろいろな発見があります。

少し離れて全景を見るのと、目線を下げて車両と同じ高さに近い位置から見るのでも印象が変わります。

ロマンスカーミュージアム1

鉄道模型そのものが好きな方はもちろん、小田急沿線を知っている方なら「これはあの場所かな」と探しながら見るのも楽しそうです。

実車展示とは違った魅力があるロマンスカーミュージアム

第1回で紹介した実物の歴代ロマンスカーが「小田急の車両の歴史」を楽しむ展示だとすれば、今回のジオラマパークは「小田急線の旅」を楽しめる展示といえそうです。

新宿を出発して、小田急線沿線を走り、小田原から箱根へ。

その途中を走る歴代ロマンスカーや通勤車両まで含めて、小田急線の世界をひとつの巨大なジオラマに凝縮しています。

ロマンスカーミュージアム2

実車をじっくり見たあとにこのジオラマを見ると、「このロマンスカーが、こんな沿線を走ってきたんだ」と両方の展示がつながって感じられるのも面白いところでした。

ロマンスカーミュージアムを訪れたら、車両展示だけでなく、ぜひ2階のジオラマパークにも時間を取ってみてください。

走っている車両を追いかけるだけでも、かなり楽しめます。

【ロマンスカーミュージアム①】歴代ロマンスカーがずらり!SE・NSE・LSEからVSEまで実車を間近で見学

というわけで、よい「鉄分」を!

その他の博物館のレポートはこちら。

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