JR東日本の駅で、横須賀線・総武快速線を利用する方にとって気になるお知らせを見かけました。
2026年9月5日(土)と11月7日(土)の2日間、横須賀線の東京~品川間が終日運休します。
東京駅と品川駅という都心の主要駅間で、横須賀線が始発から終電まで運転されないという大規模な運転変更です。
その理由は、横須賀線の地下区間で実施される「トンネル昼夜連続集中工事」。
当日は横須賀線と総武快速線の直通運転も行われないため、利用を予定している方は注意が必要です。
9月5日と11月7日は東京~品川間が終日運休
JR東日本によると、2026年度の集中工事は6月6日、9月5日、11月7日の計3回設定されています。
6月6日の工事はすでに終了しており、これから実施されるのは次の2日です。
・2026年9月5日(土)
・2026年11月7日(土)
いずれも横須賀線・総武快速線は、始発から終電まで東京~品川間を運休します。
横須賀線は品川駅で横浜方面へ折り返し運転。
一方、総武快速線は東京駅で千葉方面へ折り返し運転となります。
つまり通常は総武快速線から東京駅を経由し、横須賀線へ直通する列車が走っていますが、この日は東京~品川間で系統が完全に分断される形になります。
なぜ昼間も横須賀線を止めるのか?
今回特に興味深いのが、工事の方法です。
横須賀線の東京~品川間は地下を走る区間ですが、JR東日本ではトンネル補修工事や通常のメンテナンス工事を昼夜連続で集中的に実施します。
これまで鉄道のメンテナンスは、基本的に終電から始発までの限られた時間を利用して行われてきました。
JR東日本によると、通常の夜間工事では実際に作業できる時間は約3~4時間。
これに対して、列車を運休して昼夜連続で工事を行うことで、約28時間の作業時間を確保できます。
さらに工事のたびに必要だった重機や資材の搬入・搬出、足場の設置・撤去などの準備作業を減らせるメリットもあります。
利用者への影響は大きいものの、まとまった時間を確保して一気に工事を進めることで、工事期間そのものの短縮にもつながるというわけです。
東京~品川はどうやって移動する?
横須賀線が運休する東京~品川間には、幸いにも複数の並行路線があります。
東海道線・上野東京ライン、山手線、京浜東北線などを利用することで、東京~品川間を移動できます。
ただし、JR東日本では今回の工事に伴う他の鉄道会社への振替輸送は実施しないとしています。
また、東京駅や品川駅では通常とは異なる乗り換えが発生するため、時間に余裕を持った移動が必要になりそうです。
普通列車グリーン車利用者にも特例
横須賀線の普通列車グリーン車を利用する場合にも特例があります。
JR東日本では、運休区間となる東京~品川間について、並行する東海道線・上野東京ラインの普通列車グリーン車へ乗り換えることが可能と案内しています。
例えば船橋~鎌倉間のグリーン券を利用する場合、東京駅で東海道線などに乗り換えて品川駅まで移動し、品川駅から再び横須賀線へ乗り換えるといった利用ができます。
Suicaグリーン券の場合は、乗り換え前後に車内のグリーン券情報読み取り部へタッチする必要があります。
一方、山手線や京浜東北線を利用して東京~品川間を移動することもできますが、この場合、運休区間分のグリーン料金は払い戻されないと案内されています。
グリーン車を利用する方は、この点も覚えておきたいところです。
成田エクスプレスにも大きな影響
さらに注意したいのが、横須賀線を走行する特急「成田エクスプレス」です。
9月5日と11月7日の工事では、成田エクスプレスも東京~大船・新宿間を運休し、基本的に東京駅発着で運転します。
影響は工事当日だけではありません。
JR東日本では、東京駅基準で前日の19時40分頃から翌日の8時頃まで運転変更を実施するとしています。
つまり9月5日の工事なら9月4日夜から9月6日朝、11月7日の工事なら11月6日夜から11月8日朝にかけて、一部の成田エクスプレスに影響します。
成田空港へ向かう際に大船・横浜方面や新宿方面から成田エクスプレスを利用する予定がある方は、特に注意が必要です。
横須賀線の「当たり前」が一日だけ変わる
総武快速線の列車が東京駅の地下ホームへ入り、そのまま横須賀線として品川・横浜・大船方面へ走っていく――。
現在では当たり前になっている運転形態ですが、9月5日と11月7日はその流れが東京~品川間で途切れます。
東京駅では総武快速線が折り返し、品川駅では横須賀線が折り返す。
鉄道ファンの視点では、普段とは異なる運転形態にも注目したい一日になりそうです。
一方、利用者にとっては東京駅または品川駅での乗り換えが必要となる大きな運転変更です。
特に土曜日に横浜・鎌倉・横須賀方面へ出かける場合や、千葉方面から横須賀線方面へ移動する場合には影響が大きくなります。
次回は9月5日!利用予定の方は事前確認を
横須賀線・総武快速線の東京~品川間が終日運休するのは、
2026年9月5日(土)
2026年11月7日(土)
の2日間です。
トンネル補修や通常のメンテナンスを昼夜連続で集中して行うという、JR東日本の新しいメンテナンスの取り組みに伴う運休です。
普段であれば1本の列車で移動できる総武快速線~横須賀線の直通利用でも、この日は東京~品川間で乗り換えが必要になります。
また、成田エクスプレスについては前日夜から翌朝まで運転変更が発生します。
該当日に横須賀線や総武快速線、成田エクスプレスを利用する予定の方は、あらかじめ運転計画を確認しておきましょう。
という訳でよい「鉄分」を!







