東京駅の総武地下ホームへ向かう途中、いつもとは少し違う発車標を目にしました。
総武線(快速)の発車案内を見ると、21時30分発の快速列車の行先が「千葉」となっています。
一見すると特に珍しくない千葉行きですが、通常の時刻表と照らし合わせてみると、この列車は本来、東京駅21時30分発の「君津行き」として運転される列車です。
21時30分発は本来「君津行き」
写真を撮影したのは2026年9月30日。
発車標には次の4本が表示されていました。
21:30 千葉
21:36 成田
21:47 千葉
21:57 佐倉
そこで通常の東京駅の時刻表と照らし合わせてみます。
所定ダイヤは、
21:30 君津
21:36 成田
21:47 千葉
21:57 佐倉
となっています。
比較すると違いは一目瞭然。
21時30分発だけが、本来の「君津」から「千葉」へ変更されていました。
成田行き、千葉行き、佐倉行きは通常通りなので、発車時刻そのものを見ただけでは気づきにくい変化です。
内房線との直通ができず千葉止まりに
この行先変更の背景にあるのが、台風25号による内房線の被害です。
JR東日本の運行情報では、内房線の姉ケ崎~長浦駅間で上下線の終日運転見合わせが続いています。
さらに長浦~木更津駅間についても運転見合わせとなっており、復旧に向けた対応が進められています。JR東日本列車運行情報
東京駅から総武快速線を走り、千葉駅から内房線へ直通して君津まで向かうはずだった列車も、この影響を受けることになります。
その結果、写真を撮影した9月30日の21時30分発は、君津まで行かず千葉止まりとなっていました。
時刻は同じでも行先が違う
今回興味深かったのは、列車そのものがなくなったのではなく、東京駅の発車時刻は21時30分のまま、行先だけが「君津」から「千葉」に変わっていたことです。
通常の時刻表だけを見て東京駅へ向かえば、
「21時30分の快速なら君津まで行ける」
と思ってしまうところですが、実際の発車標には「千葉」と表示されています。
鉄道の運転見合わせというと、不通区間そのものに目が向きがちですが、その影響はこうして離れた東京駅の発車標にも現れていました。
皆様も利用の際はお気を付けください。
JR東日本では運転状況や復旧予定を随時更新しています。利用する際には最新の情報を確認することをおすすめします。
という訳で、よい「鉄分」を!
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