2026年9月の台風25号によって、千葉県内の鉄道路線は大きな被害を受けました。
その後、各路線で復旧作業が進められてきましたが、2026年10月19日(月)、総武本線の八街駅~成東駅間が運転を再開しました。
これにより総武本線は全線での運転を再開し、東京駅から銚子方面を結ぶ特急「しおさい」も全列車の運転を再開することになりました。
一方、同じ千葉県内の内房線では、現在も一部区間で運転見合わせが続いています。
総武本線は10月19日から全線で運転再開!
台風25号の影響により、総武本線では八街駅~成東駅間で運転見合わせが続いていました。
特に八街駅~日向駅間では路盤の流出などの被害が発生し、復旧作業が進められていました。
JR東日本は10月19日(月)の始発から八街駅~成東駅間の運転を再開。
これにより、千葉駅から成東駅を経由して銚子駅まで、再び鉄道で移動できるようになりました。
また、運休や運転区間の変更が続いていた特急「しおさい」についても、全列車の運転再開が発表されました。
千葉県東部の鉄道利用者にとって、大きな一歩となりそうです。
一方、内房線は姉ケ崎駅~長浦駅間で不通が続く
総武本線の復旧が進む一方、内房線では依然として厳しい状況が続いています。
JR東日本によると、姉ケ崎駅~長浦駅間では台風25号による被害のため、上下線とも終日運転を見合わせています。
運転再開までには少なくとも3か月程度かかる見込みと案内されており、復旧にはまだ時間を要する状況です。
なお、内房線の全区間が不通というわけではありません。
長浦駅~木更津駅間は10月5日から運転を再開していますが、上下線とも1時間に2本程度の運転となっています。
また、千葉駅~姉ケ崎駅間や木更津駅~安房鴨川駅間でも、通常より本数を減らした運転が続いています。
姉ケ崎駅~長浦駅間では代行バスを運行
千葉駅の中央改札口付近には、内房線の代行バスについて大きな案内が掲示されていました。
案内によると、代行バスの運行時間は次のとおりです。
下り:姉ケ崎駅発
- 始発 6時30分
- 最終 20時50分
上り:長浦駅発
- 始発 6時10分
- 最終 20時50分
ただし、注意したいのは輸送力です。
駅の案内には、「代行バスの輸送力は鉄道の1~2割程度」と大きく表示されていました。
鉄道と比較して輸送できる人数が大幅に少ないため、乗車まで長時間待つ可能性があります。
特に通勤・通学時間帯は混雑が予想され、満員の場合には次の便を案内することもあるとされています。
JR東日本はテレワークや時差出勤への協力を呼びかけ
千葉駅の掲示では、利用者に対して次のような協力も呼びかけられていました。
- テレワークの活用
- 時差出勤の検討
- 不要不急の移動の見合わせ
鉄道の代行輸送が行われているとはいえ、通常の輸送力を確保することは難しく、日常的に内房線を利用している方にとっては不便な状況が続きます。
千葉県内の鉄道、復旧状況には大きな差
今回、総武本線が全線で運転を再開したことは明るいニュースです。
東京方面と銚子方面を結ぶ特急「しおさい」も再び運転され、千葉県東部への鉄道アクセスは回復に向かっています。
その一方で、内房線では姉ケ崎駅~長浦駅間の不通が続き、代行バスに頼らざるを得ない状況です。
同じ台風による被害でも、路線や区間によって復旧までに必要な期間が大きく異なることがわかります。
内房線の一日も早い復旧を願うとともに、引き続きJR東日本からの発表に注目したいと思います。
参考リンク








