【藍よしのがわトロッコ】おすすめの席や楽しむポイント、車内販売等を一挙紹介!

JR四国の藍よしのがわトロッコの全景

藍よしのがわトロッコはJR四国の徳島駅と阿波池田駅を結ぶ列車ですが、乗車する際のポイントをまとめましたのでご覧くださいませ。

なお、車両レポートに関しては以下のリンク記事を参考にしてください。

【日本一のトロッコ】JR四国の藍よしのがわトロッコのボックス席で楽しむためには注意が必要です!

ポイント1:「かぶりつき」の前面展望を楽しむのであれば、徳島駅発阿波池田駅行きの「さとめぐみの風」がおすすめ!

列車の楽しみ方として「かぶりつき」と呼ばれる前面展望を楽しむことがありますが、もしそういった楽しみをされるのであれば徳島駅発の「さとめぐみの風」をおすすめいたします。

徳島駅からですとトロッコ列車が先頭車両になります。

そしてこちらがトロッコの先頭部分。

運転台が左側だけなので、

こうして鉄橋や、

吉野川と並走する景色を前面展望で楽しむことが出来ます。

一方、阿波池田発の「かちどきの風」ですと普通車両が先頭車になります。

こちらは前面は解放されているものの一番前には乗務員の荷物が置いてあり、「かぶりつき」としては楽しめないようになっています。

ポイント2:トロッコ車窓を楽しむのであれば14列15列はお勧めしません。

藍よしのがわトロッコは走行区間の大半を「トロッコ車両」で過ごすことが出来ます。

そうすると本来は2号車普通席の15ABCD席あたりが人気になりますが、

この列車はそのまま2号車の席がトロッコ列車の指定席になります。

そして14番と15番のトロッコ列車のボックス席はこのような感じ。14列CDと15列CDは背面が車両の壁のため、特に徳島壱岐の場合は、ほぼ進行方向の視界がありません。

なるべくでしたらこの席は避けて予約することをおすすめいたします。

ポイント3:特製駅弁は乗車4日前まで予約必須!

藍よしのがわトロッコで特製駅弁を食べたければ乗車4日前までに予約を必ずしましょう。

(※乗車日4日前が土日祝日にあたる場合は、その前の平日にご注文をお願いいたします。)

徳島駅発の「さとめぐみの風」では貞光駅に到着すると、お弁当が運ばれてきます。

予約できるお弁当は「阿波尾鶏(あわおどり)トロッコ駅弁」

阿波尾鶏の引き締まって程よい歯ごたえと甘み、コクを楽しめるお弁当です。

そして阿波池田駅発徳島駅行きの「かちどきの風」では、「藍よしのがわうなぎ弁当」を購入できます。

国産うなぎを「味匠藤本」創業以来継ぎ足しのタレで丁寧に焼き上げたお弁当です。

どちらも当日受け渡し時に現金払いになります。また指定席券を事前に購入していないと買うことは出来ませんのでご注意ください。

ポイント4:車内販売も充実!

もしお弁当を買えなかったとしても、車内販売でおつまみ等を買うことが出来ます。メニューはこんな感じでした。

今回はその中からビールと、

地元のお酒、

さらに、なると金時の大学芋、

そして地元の徳島県立城西高校の生徒が作ったクッキーを購入。このクッキーが絶品!売り切れる場合があるので、早めに購入することをお勧めします。

そのほかにもお土産があったのでそちらも購入。

今回は藍よしのがわオリジナル鳴門金時芋きんつばと、合格祈願切符。

鳴門金時芋きんつばは、貞光駅のすぐ目の前にある栗尾商店の大人気商品で車内でしか買えないオリジナルです。

合格祈願切符は途中駅の「学」駅の入場券5枚のセット商品。

藍よしのがわトロッコのカラーである「藍」にちなんで藍色のお守り袋と、学駅の入場券を5枚揃えた「ご入学」切符です。

こうして地元ならではのお土産を買うことができるのは嬉しいですね。

ポイント5:きれいな車窓とガイドさんの案内を楽しもう!

トロッコ列車の醍醐味はこの解放感あふれる車窓です。

沿線のガイドブックもいただけるのでそれだけでも楽しめるのですが、

トロッコ車両にはガイドさんが乗車しており、沿線の解説をしてくれます。これがとっても楽しいんです。

例えば普段はあっという間に通過するトンネルでも、

ガイドさんの丁寧な説明でとっても魅力的なトンネルに見えてきます。

詳しくは乗った時のお楽しみにしておきますので、ぜひ聞いてみてくださいね。

ポイント6:沿線の人と触れ合おう!

そして四国の観光列車は特にこのお見送りを楽しまないとなりません。なんたってお遍路文化の土地柄ですからね。

徳島駅を出発する際にも、

たくさんの駅員がお見送り。

車内では車掌さんがこうして記念パネルをもって車内を回ってくれます。

そして沿線ではこうしてたくさんのお見送りの方が!

列車が通過した後も見えなくなるまでお見送りいただきました。

ポイント7:穴吹駅ではアンパンマンスタンプをゲット!

これは阿波池田駅から徳島方面に向かう「かちどきの風」に乗った場合になりますが、途中の穴吹駅では7分間停車いたします。

なので駅舎にあるアンパンマンスタンプラリーのスタンプを押すことが出来ますよ。

ちなみに徳島発の「さとめぐみの風」では1分停車なので押印は出来ませんのでご注意くださいませ。

ポイント8:阿波池田駅で「まちあるきツアー」に参加しよう!

阿波池田駅に到着すると

「池田の歴史と大地のつながりを知るツアー」

というまちあるきツアーに参加できます。ご案内いただくのは、みよしジオガイドの皆さん

池田の風景に隠された「大地」と「歴史文化」のつながりをみよしジオガイドと一緒に探索して、帰りの藍よしのがわトロッコに間に合うように戻ってきます。有料(1,000円)で事前予約制ですが、当日も空きがあれば参加可能。「うだつ」の街並みを見て回ることが出来ますよ。

 

いかがでしたか。

今回の観光列車も沿線の皆さんやボランティアの皆さん、JR四国の職員の皆さんの温かさに触れることが出来ました。ぜひ皆さんも利用した際には楽しんでくださいね。

参考になれば幸いです。

というわけで、よい「鉄分」を!

その他のトロッコ列車のレポートは以下をご覧ください

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